ダイエットを成功させ、幸せに暮らすために最も重要なことに答えが出た。
「自己肯定感を高める」ことである。
仕事や恋愛において自己肯定感の重要さは誰もが知ることと思うが、これはダイエットにおいても同じことが言える。
Twitterでダイエットアカウントを見ていると、客観的に見て十分細い人が毎日明らかに少なすぎる食事をし、それでも「食べる量が多いのかな……」と悩んでいたりする。毎日ダイエットのことばかり考えて苦しそうだ。
もちろん自分の理想とする体型を目指して努力することは素晴らしい。
問題はダイエットばかりに囚われてしまい「自分はダメだから痩せなければいけない」「痩せないと自分に価値がない」と思い込んでいる人。
例えば自分の大切な恋人や家族が以前より太ったからといって「絶交だ」「太ったなんて本当にダメなやつだ」と思うだろうか?
愛している人だったら、多少健康の心配はするかもしれないけども、それで絶交したり嫌いになったりすることはないはず。どんな姿でも大切であることは変わりないし、むしろ「ぷにぷにしてかわいい~」とすら思うかもしれない。
そう考えたら、太った痩せたで必要以上に自分を責めたり自分の価値を決めたりすることがどんなにあほらしいことなのかが分かるはず。
そうはいっても、このままの体型で良いって思ったらダイエットできないじゃんと思うかもしれないけど、自己肯定感を高めることでストレスに対応できるようになり、結果食欲が落ち着いていくのだ。
だから自己肯定感を高めたら勝手に適正体重になる。
これは自分でも実感していて、ここ1カ月くらい睡眠を十分にとり、お散歩し、自分の心を大切にするようになったら不思議と食事の量が落ち着いてきた。
脅迫的な「なんか食べたい!」という気持ちがほとんどなくなって、普通の食事量で満足できるようになった。過食の傾向があった私にとってこれはすごい変化だ。
自己肯定感を高める方法はいろんなところで紹介されているけども、私が特に参考になったのがこの本。
精神科の看護師であり自らも摂食障害を経験した筆者が、食と心の問題を解説し健全な状態に導く本。
摂食障害なんて大げさ、私はそこまでではない、と思うかもしれないけど、このブログを読んでいる時点ですでに摂食障害に片足つっこんでると思っていいです。
私も実際この本を読んで自分の心の危うさに気が付いた一人なので。
自分の心を向き合うのはすごく苦しいことだし時間もかかるし覚悟がいる。
だけど、変わろうと決意すれば今日から変われるんだって希望を持てた本だった。
実際私もまだまだ自己肯定感は低い方だと思うけど、少しずつ訓練してもっと人生を楽に幸せに生きたい。
もし同じように「変わりたい」と思う心があるなら、あきらめずに一緒にがんばりましょう!
ダイエットにおいてまず見直すことは、食事内容でも運動強度でもなく、自分の心です。
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