先日ふらりと立ち寄った素敵なカフェ。
古い洋館のようなところで家具もアンティークのものを使ってて。
内装も雰囲気もめちゃくちゃ私好みで
こんなところに住めたらいいな~なんて
コーヒーを飲みながら考えてました。
もし実際に住んだら、
朝は早く起きておいしいコーヒー淹れて、
フルーツとサンドイッチとか贅沢に食べちゃって。
朝食の後は広いお庭に出て
朝日を浴びながらお花を愛でる優雅な時間― ― 。
と、そこまで想像した後に
「え? 私こんな広いお屋敷に私一人暮らし?」
と私以外に登場人物がいないことに気が付いてしまいました。
独身の私は誰かと一緒に住むという想像ができなかったんです。
寂しすぎん?
こんな広い家で好きなものに囲まれてはいるけども。
だから何?
友だちを呼べばいいのでは?
毎日ホームパーティーしたら寂しくないはず!
……夜帰っちゃうよね?
いやいや、ちょっと待て。
こんな豪邸ならきっと身の回りのお世話をしてくれる
爺や的な人がいるだろう。
……爺やだって所詮お金で雇われている関係だよね。
裏で「あいつこきつかいやがって」と
コーヒーに毒をもられてるかもしれない。
どんなに考えても
すごく寂しい結果になってしまい呆然としました。
どんなにお金があっても、
どんなに豪邸に住んでも、
それだけでは幸せになれないなと。
当たり前だけどね。
お金とか物って
不幸せを埋めるもの。
それがあるからって幸せになれるわけではない。
マイナス100の状態から0とか10にはできるけど、
プラス100にはどう頑張ってもできない、みたいな。
もちろん最低限のお金がないと生活できないので、
すごく大切なものではあるけども。
でも愛のある人間関係って
上限なくプラスに積み上げていけるもの。
それだけでマイナスからプラスにできちゃうこともある。
すごいなー。
独身の私はそんなことを考えながら
人生のパートナーに早く出会いたい、
そして今仲良くしてくれている友だちを大切にしようと
改めて思ったのでした。
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